いまや、世界中の人間がスマホ(スマートフォン)を使う時代です。
いつも使っているスマホを海外に持っていき、日本で使っているのとほぼ同じようにスマホを使うことができます。
現地で、近くの美味しいレストランを探してみたり、その日に泊まる宿の予約をしてみたり、寝坊して乗るはずだった飛行機に乗り遅れて、別の飛行機を探して予約したり。
ただ、海外でスマホを使う場合、注意しなければならない点があります。それは、ネット接続の問題です。
日本のスマホを海外でネット接続する方法は、いくつもあります。以下に、その方法とメリット・デメリットをご紹介します。
1.海外で使えるレンタルwi-fiを利用する
世界中で使えるレンタルwi-fiを扱っている会社が日本にあります。海外出発前にレンタルwi-fiを契約し、レンタルwi-fiを持って海外に行きます。wi-fiさえあれば、スマホのネット接続はできますので。
「イモトのwi-fi」、「グローバルwi-fi」などがあります↓
ネットで申し込みし、wi-fiを自宅に送ってもらう方法もありますし、出発時の日本の空港で予約・受取りをする方法もあります。
・レンタルwi-fiのメリット
いつもの電話番号をそのまま使って、日本の知り合いともいつも通り通話できる(ただし、日本との通話は高額になる場合があります)。
データの使い過ぎを気にする必要がない。
パソコンにも接続できる
・レンタルwi-fiのデメリット
かさばる 海外に限らず、旅をするときはできるだけ荷物を軽くしたいもの。レンタルwi-fiの分だけ荷物が増えてしまいます。
また、レンタルwi-fiを壊した場合、盗難された場合など、弁償しなければならなくなる可能性があります。海外では、日本より治安が悪いことが一般的で、盗難のリスクは考えなければなりません。
2.現地のプリペイドsimを使う
現在、世界各国で、外国人向けの「プリペイドsim」が発売されています。限られた日数だけ使用でき、データ使用量の上限があったり、限られた日数内であれば使い放題だったりします。世界の主要空港で販売されています。
日本から、いつも使っているスマホを持って現地の空港に到着し、到着した空港のプリペイドsim販売カウンターでプリペイドsimを購入したいということを、簡単な英語でもジェスチャーでも構わないので伝えれば購入でき、設定までやってくれたりもします(スマホの設定画面が日本語表示だったとしても、世界中で使われているスマホの大半はiPhoneかAndroidスマホなので、まず大丈夫です)
・現地プリペイドスマホのメリット
安い(国や地域にもよりますが)。wi-fiルータを持ち歩かなくてすむ。
・現地プリペイドスマホのデメリット
いつもの電話番号が使えない(誰かが、いつもの電話番号に電話をかけたとしても、つながらない)。海外旅行中は、通話は音信不通状態でもかまわない方、スマホ以外に通話専用携帯を持っている方ならおすすめです。
simフリー端末、またはsimロックを解除してある端末でなければ使えない。DoCoMo、au,ソフトバンクのスマホを利用している場合、simロックを解除してもらってからプリペイドsimを使いましょう。
3.データローミングサービスを利用する(DoCoMo、au、ソフトバンクで契約しているスマホのみ使用可能)
DoCoMo、au、ソフトバンクでスマホを契約している場合、海外にスマホを持っていったときに現地の通信会社の電波を受信し、スマホをネット接続できる「データローミング」を使うことができます。
・データローミングのメリット
いつもの電話番号をそのまま使って、日本の知り合いともいつも通り通話できる(ただし、日本との通話は高額になる場合があります)。wi-fiルータを持ち歩いたり、simを差し替える必要がない。
・データローミングのデメリット
高額な料金。DoCoMoの「海外パケ・ホーダイ」を利用すると、データ量使い放題ではあるものの、1日あたり2,980円。
あまりおすすめはしませんが、データローミングを利用したい方は各通信会社の公式ページ等の説明をよく読むか、各通信会社のショップでお尋ねください。